新年特別企画! 衝撃デビューの新型P1ボードのテストインプレッションとセッティングについて!

 新年明けましておめでとうございます!!!本年もよろしくお願いいたします

日ごろはたいへんご用命いただきましてありがとうございます
又 新年早々にさっそく多くのご注文をいただきまして誠にありがとうございます
物流・金融機関等の関係で即日出荷が出来ませんが
順番に出荷させていただきますのでもうしばらくお待ちください・・・

さて
新年特別企画として今シーズン衝撃のデビューを飾ったP1ボードの
テストインプレッションとセッティングの傾向をアップしました!ご参考までに・・・
尚私事ですが今回は膝内側側副じん帯負傷中の新年早々決死のテストレポートとなりました
(久しぶりのライドで明日は筋肉痛でしょうか・・)
テストはいつもお世話になっているアサヒプライムスキー場のご協力を頂きました!
ゲレンデコンディションは小雪舞う中で気温マイナス5°C
雪表面約5cmがパウダーというコンデションで行いました

本題に入る前に少々・・
このP1ボードはメーカーによるとパウダー向けとのコピーですが・・
スノーサイクルワールドとしては
昨年新発売されたA1ボードと同じロッカーボードとして分類しています
そのためA1ボードとの比較が主にもなりますが・・
もちろんパウダー向けP1としての特長は下記のとおりしっかりとしたものです
パウダーでフロントボードが潜らないようにTopが長く軟らかく幅広であったり
リアボードが軟らかく短かかったり・・
潜らない様にリア加重してフロントボードTopを浮かせて滑るため
フロントボードに加重出来ない分
リアボード中心のコントロールを可能にするためのサイドカーブだったり
パウダーには不必要なエッヂ特性を抑えるためのフレックスやロッカーだったり・・
これらはパウダー専用ボードP1の特長そのものです!ネ・・
しかしスノーサイクルワールドはP1にはさらに秘められたポテンシャルが有ると
確信していましたから・・!
今回のセッティングテストは
パウダーに巡り合うチャンスがあまりに少ないゲレンデライダーが
数少ないチャンスのパウダーだけでなく
P1で普段でも楽しく使えるセッティングを探るためのものでもあります
さて前置きはこの辺にしましょう・・
A1ボードとの比較写真を何点か下記に用意しましたので
細部をご覧いただきながら想像してみてください・・
AフレームとP1ボードコラボBAKマイルドHB

圧巻の存在感P1ボード

今回使用したのは15モデルスマートアタッチメント付Aフレームに
P1ボードとBAKマイルドhb(試作プロトタイプ)のコラボレーションです
中でもアタッチメントには事前に予想しBAKmildをベースにして
異なる硬度のラバー類を各所にそれぞれセットしてトライしてみました・・

これはP1ボードのウィークポイントをカバーするためのトライで・・
特長でもあるフロントボードのTop側リーチの長さと
(下の写真を見てもかなり長い)
極端に幅広なシルエット
黒がP1/白がA1

リアシェイプ 黒がP1/白がA1

リアボードのテール側リーチの短かさ
(上の写真を見てもかなり短い事・左側がテール側)
極端なサイドカーブ
またフレックス値が小さいなど(ミディアムまでは無いかな?)を
考慮してのことです・・




フロントサイドカーブ 黒がP1/白がA1

フロントのサイドカーブはプラス側に膨らんだもので硬質雪面では
ややハンドルの安定感が無くフラフラする傾向にあります
パウダーではエッヂロスが少なく面積が増す事で浮力につながるものですが・・


リアサイドカーブ 黒がP1/白がA1

リアのサイドカーブはマイナス側に大きく設定されたものですから
気持ちの良いカービングを期待していたものの
フレックスが小さくて(軟らかく)しかもテールが短かいことやロッカー値
またフロントボードの幅が広い・・等が起因していて
ターンの初期にテールが早々に流れ出してしまいます・・
これはA1ボードにもあるロッカーボードの持つ特徴で同様の傾向にあります
特に体重が65kg以上でしかもG1等のキャンバーボードに慣れた
カービング好きな諸兄には耐えられないもので慣れが必要ですかネ・・!


フロントトップのロッカー 上がA1/下がP1

フロントのロッカーはかなり抑えていますが
先端になるにつれ軟らかくなっています



リアテールのロッカー 上がA1/下がP1

リアテールのロッカーはA1の半分くらいまでに抑えてあります
フロントと同様に先端(テール側)になるにつれ軟らかくなっています
中でもロッカー値についてはスノースクート用リアロッカーボードの理想値と
スノーサイクルワールドは考えています・・
A1ボードの値は本来のパウダー専用の値かもしれませんネ・・
ゆえにA1ボードのようにリアボードコントロールに神経質になることも
少なくて済みます!


セッティングをレベルに調整してでのテスト印象は
A1のおもいっきり倒し込んでぐいっと回り一転歩早く下を向いて
切り返すようなニュートラルレンジの比較的狭いボードと異なり
多少ゆったりとした挙動でニュートラルレンジが広い印象でした・・
ただしフロントボードが幅広くて倒しこみがたいへんな分
ぐいっと倒し込むとテールが先に回り込んでしまう傾向が認められました!
(前述の通り・・)
これはリアボードのサイドカーブや軟らかさと短かさに起因するものですが・・
この問題の対策としてはリアボード側のキャンバーを大きくすることで解決しました!
この手法でリアボードの回り込みは簡単に相当なレベルに抑えられましたょ・・
(リアボード取付け後部にだけ厚めのシムを入れる・体重等によりシム厚は異なる)
またリアボード取付け後部のラバーを硬くすることでもかなり改善することが
確認できました!
出来ればキャンバー調整と硬いラバーの併用をお勧めします・・
またフロントボードのキャンバーも若干必要ですネ・・!!
(リアボードほどでは無いのですがフロントボード取付け前部にシムを
わずか入れると改善しますょ!)
またフロントボード・ハンドルのフラフラ感を抑えるには
フロントボードの取付けは軟らかいラバーを取付けることでかなり改善しました!!
(ラバーが4ケとも柔らか過ぎると硬質雪面ではキックバックでボードだけが
揺動してしまうためラバーの硬さは前部と後部で別にした方が良かったですネ・・!)
さらに
テールの回り込みとハンドルのフラフラ感をより抑えるための方法として
アタッチメントラバーの取付け位置を狭めて
(ボード全長が最長となるように取付けして)
ボードを付け直して試してみました・・
予想していた以上に大きな改善が見られました!
これはフロントボードの幅とリアボードの幅の差があまりにも大きいため
(別の表現だとサイドカーブが極端に深いため)
ボードを長く取付けすることで相対的に幅の差を少なくして
(サイドカーブを浅くする)
必要な効果を狙ったものですが・・

まだまだ色々な手法はあるでしょうが・・こんな風にセッティングすると
オールラウンドに通用するレベルのスノースクートになりました・・ヨ!!

以上のような結果が今回のテストで解ってきたことですが・・
当初想像していた通りP1ボードはパウダー専用だけにとどまらず
幅広いバーンに対応できるポテンシャルを持つことが確認できました!!
またロッカーボードP1とA1の将来像が垣間見ることができましたヨ・・
G1タイプのようなカービングボードの他にもうワンセット揃えたいボードで
今シーズンの中ではスノーサイクルワールド一押しのボードとなっています!
時代を変える衝撃ボードの登場です!!

ロッカーボードのセッティングにお悩みの諸兄は
参考の上トライしてみてくださいネ・・

スノーサイクルワールドもさらにトライを続けてみます・・・

なお
セッティングその他についてのご質問・お問い合わせにもお答えします・・

ps.
今回テストで使用したモデルは
1月10日から開催のアサヒプライムスノースクートミーティング(全7回毎週開催)で
無料ご試乗いただけます!
BAKmild2のソフト・ミディアム・ハードそれぞれの乗り比べもできます!
またその他モデル他スノースクートセッティング全般についてもアドバイスしますヨ・・
お仲間お誘いの上ぜひご来場くださいネ・・・・














行ってきました初滑り! ~TYPE-Xボード インプレッション編~

前回の記事に続き、今回はボードインプレッションです。
使用ボードは「Nicolas Pillin Signature Board TYPE-X」です。
気になってる人も多いよね。



インプレッションに入る前に、このボードのルーツについておさらいを…



Nicolas Pillin(ニコラス ピラン)は、スノースクートフリースタイル世界チャンピオン。
上の動画を見ても分かる通りビッグエアーやフリースタイルが得意な彼が、
【スノースクートライディングを次のステップへと引き上げるためにどんなボードが必要なのかを真剣に考えたんだ。】といって開発されたのがこのボード。
カタログ上では、「どのボードよりもワイド&ロングなシェイプになっており、ビッグエアーからパウダーランまでこなせる、究極のフリースタイルボード」という売り込みになっています。
Nico本人開発インタビュー全文はコチラ



ルーツをおさらいしたところでまずはスペックを見てみる。
G1ボードと比較すると…

・Fボード
→全長はG1ボードと同じ。
→全幅はG1ボードより広い。ノーズ: 5mm, ウェスト: 10mm, テール15mm 広い。
→有効エッジ長はG1ボードより90mm短い。
→サイドカーブはG1ボードより大きい。

・Rボード
→全長はG1ボードより25mm長い。
→全幅でG1ボードより広い。ノーズ、ウェスト、テール全てにおいて6mm広い。
→有効エッジ長はG1ボードより40mm短い。
→サイドカーブはG1ボードより大きい。

スペックの数字だけを見ると、カービングボードというよりは、パウダーやバックカントリー向けボードの毛色っぽい。コンセプト通りのようですね。
フロント比較1
フロント比較2
リア比較1
リア比較2


さて、そんな先入観を持ちつつのインプレッション。
滑走コンディションは前の記事にある通りで、フレームはSTYLE-R、B.A.K.取付済み。
ライダーは身長175cm, 体重60kg。

実際に乗ってみると…これは!期待を裏切られた!いい意味で!

ボードのソールはしっかり雪面を捉えてスムーズに滑る。ハンドルの暴れもない。
この日はカリカリのアイスバーンもところどころにあってハードなコンディションだったけど、そんなハードな雪面でも踏めば踏むだけ食い込んで、きれいなカービングが決まった。
TYPE-X ライディングポジション

カービング時に若干リヤに加重すると、FRボードのエッジが一体となり、スピードを増しながらカービングできました。
STYLE-Rとの相性も非常によく、高速滑走時の安定性もしっかりしてる!

ハンドルを切ってフレックスとトーションでカービングのきっかけを作るG1ボードと違い、Xボードはスクートを寝かせることによってエッジを接雪させることでカービングのきっかけになるのが特徴的だったかな。

スーパーハードというだけあって、硬さは結構なものがあります。
軽量者(~50kg)が乗るにはちょっと硬すぎるかな?

肝心のフリースタイルは…初滑りなのと、そもそもフリースタイルが苦手なのです。。。
よってそっち方面のインプレッションは無し!



総評

有効エッジ長の短いことからハンドルが暴れることを予想してたけど、そういうことは全然なかった。
これには恐らく有効エッジ長・幅広のボード・ボードバランスがちょうどよく作用してるんじゃないかと思う。

カービングに関しては、短い有効エッジを絶妙な板の硬さで接雪させることによって、特徴的かつハイスピードなカービングができるようです。

スペックやコンセプトだけ見るとフリースタイルボードとしか思えないけど、実際に乗ってみるとその懐の深さにびっくり。
メーカーではフリースタイルボードという触れ込みですが、カービングにも十二分に対応してると思います。
スペックの数字やコンセプトからは予想できないような懐の深さのあるボードじゃあないでしょうか。
結論は、 あると思います!(古

パウダーや圧雪でも試してみたいです。


今回の様子の動画↓
初撮影、初編集、初投稿ですが。。。